ご質問がきてます。サタンさえいなければ・・・

ご質問コーナー
誘惑するサタンがいなければ、人間は罪を犯さなかったのでは?
サタンがアダムとエバを誘惑する前に、サタンをやっつけて欲しかった!
アダムを騙した直後にでも、サタンをさばいて欲しかった!
サタンが野放しになっているから、この世界は悪くなっているのでは?
神がいるなら、なんでサタンの活動を許している?
Q1、誘惑するサタンがいなければ、罪を犯さなかったのでは?
確かにそうかもしれませんが、そうとも言えません。
誘惑する者が存在しなければ、可能性は低かったでしょう。

間違ってはいけないのは、人が罪を犯すのは、サタンのせいではなくて、人が悪を選ぶからです。誘惑してきても、それに乗るか、断るか、無視するかは、人間の自由意志に任されているのです。
だれでも誘惑に会ったとき、神によって誘惑された、と言ってはいけません。神は悪に誘惑されることのない方であり、ご自分でだれを誘惑なさることもありません。 人はそれぞれ自分の欲に引かれおびき寄せられて誘惑されるのです。 欲がはらむと罪を生み、罪が熟すると死を生みます。 ヤコブ1:13〜15
誘惑が問題なのではなく、私たちのなのです。欲望が、罪に至るかどうかの鍵になります。アルコール依存症の人へに対してアルコールは、誘惑となります。そうでない人は、誘惑ともなりません。
欲がなければ、誘惑は何の意味も持たないのです。

サタンに従うか、神に従うか、真反対の言葉のどちらの言葉に従うか?
欲で判断するのか?理性を持って、神の言葉に従うのか?選ぶのは私たちです。
そして選んだ結果は、私たちの責任としてついてくるのです。

神に従うことを、アダムもエバも、自分の意思で選ぶ必要があったのです。たった1つのルールだけでした。
善悪の知識の木から取って食べてはならない。
誰がなんと言おうが、守ればよかったわけです。りんごの木ではないですよ。(アップル社は、食べたりんごをロゴにしていますが。)

「善悪の知識の木の実」にがあったわけではありません。食べるか食べないかが、生死に関わったわけでもありませんでした。園にあるどの木からも思う存分食べてよかったからです。

また、現実にサタンはあなたの生活にほとんど関わっていません。
サタンは、たった1人です。どこにも、同時に存在するように見せかけ、思わせていますが、
神のようには偏在できないで、特定の場所に限定されています。

しかも、悪のトップですから、あなたが霊的に神の側でのトップレベルでない限り、
サタンは直接手を出す対象ではないです。

サタンが直接相手にしたのは、ヨブや、人となられたイエス様ぐらいです。御使たちの中では、戦いの長、ミカエルです。しかし、イエス様が十字架にかけられた時、サタンの脳天を踏み砕きましたから、
サタンの力は、名もない天使にも及ばないのです。千年王国でサタンを拘束するのは名もない御使です。(啓示録20:1、2)

したがって、少しもサタンを恐れる必要はないのです。
Q2. サタンがアダムとエバを誘惑する前に、サタンをやっつけて欲しかった!
確かに、アダムとエバを誘惑する前にサタンを滅ぼしてたなら、誘惑はすくなかったでしょうが、
千年王国においては、サタンが完全に閉じ込められ、活動ができなくなります。

その1000年間において、イエス・キリストに従うことを喜ばない人が出てくるのです。サタンが拘束されているので、確かに罪を犯す人は少なく、サタンの誘惑はないですが、人々の心の欲が次第にはらんでくるのです。

千年王国の最後にサタンが解放されると、イエス・キリストを選ばない人たちがたくさん出ます。むしろ、サタン側について、イエス・キリストに敵対して戦おうとするのです。啓示録20:8~10

なんでもサタンのせいにして、言い逃れたがりますが、問題は私たちの欲の奴隷になるか、欲を支配するかが大事なのです。サタンがいなくても、人は、神の御心から外れる可能性があるのです。
Q3. アダムをだました直後にでも、サタンをさばいて欲しかった!
イエス・キリストによる救いが完成する前に、サタンを滅ぼすと、サタンに従ったアダムも滅ぼさなければならなくなります。十字架による救いはまだ完成してないために、救いの福音だけが未来に起こることとして、この時語られました。
わたしは恨みをおく、おまえと女たちとの間に、おまえのすえと女のすえとの間に。
おまえのかしらを砕き、おまえは彼のかかとを砕く。
」創世記3:15
そして、実際にイエス・キリストの十字架の救いが成し遂げられた時に、サタンの脳天が踏み砕かれたのです。
このようにアダムとエバに約束されたことは、イエス・キリストの十字架において実行され、実現しました。
サタンは頭を踏み砕かれた敗北者なのです!
Q4. サタンが野放しになっているから、この世界は悪くなっているのでは?
神がいるなら、なんでサタンの活動を許している? まだ、サタンが生かされているのは理由があります。
サタンの最後は決まっています。行き先は永遠のさばき、火の燃える湖ゲヘナです。

しかし、今、まだサタンが生かされているのは、アダムの子孫である私たちが、第2のアダムであるイエス・キリストとともにアダムの失敗を乗り越えやり直しサタンの誘惑にも勝利していくことを、神が望まれているからです。

私たちの霊は救われましたが、この肉の古い性質を持った体が贖われるのは、イエスの空中再臨、すなわち私たちの携挙の時です。それまで、肉の弱さを身にまとっているために、各種の誘惑と戦いがあるのです。

その戦いの中で、神のご計画は、私たちが神の御心を選び、私たちの足でサタンを踏み砕く事を願っているのです。
そのためにサタンは生かされているのです。
そして、最終的なイエス・キリストとの勝利を通して、神に栄光があらわされるために、サタンはまだ、いかされているのです。

とはいえ、サタンを恐れる必要など少しも無いのです。
すでにサタンは、イエス・キリストに敗北している!
そこで、子たちはみな血と肉とを持っているので、主もまた同じように、これらのものをお持ちになりました。これは、その死によって、悪魔という、死の力を持つ者を滅ぼし、一生涯死の恐怖につながれて奴隷となっていた人々を解放してくださるためでした。
へブル人への手紙2:14-15
もし、私たちがイエスとつながっているのなら、堕天使ども、悪霊ども、長であるサタンを、恐れる必要など全く無いのです。先にも書いたようにサタンの脳天はイエスにより踏み砕かれているからです。

沖縄で猛毒を牙にもったハブとマングースの戦いを見たことがあります。
真ん中が仕切られた金網の檻の中に入れられた両者が、どちらが勝つのだろうかと観光客が固唾を飲んで見守る中、中央の仕切りが外されました。
一瞬のうちに両者がもつれ合いボールようになっていましたが、しばらくして、勝利が明らかでした。
マングースがハブの頭にしっかりと噛み付いて、もがいていたのはハブでした。

頭を砕かれたサタンはすでに、瀕死の状態です。
それにもかかわらず、神のような力を持っているかのように人を恐怖で支配し、操ってくるのです。
それにもかかわらず、サタンはすごい力を持っているかのように人々に思わせているだけです。

サタンは聖書が力ある神の言葉であることを知っていますので、読ませません。
事実ではなく、神話だと思い込ませています。
サタンは祈りが要塞をも破壊するものであることを知っているので、サタン側は祈らせません。
サタンは救われた者が伝道することを恐れていますから、闇の勢力は喜びや平安を奪っていきます。

その嘘を見抜き、イエス・キリストの勝利を宣言していきましょう。
悪魔は初めから人殺しであり、真理に立ってはいません。彼のうちには真理がないからです。彼が偽りを言うときは、自分にふさわしい話し方をしているのです。なぜなら彼は偽り者であり、また偽りの父であるからです。ヨハネ8:44

平和の神はすみやかにあなたがたの足でサタンを踏み砕いてくださる下さいます。
ロマ16:20
神は、私たちがサタンを踏み砕くことを願っています。
「足」とは、あゆみです。私たちにサタンよりもすごい力があるわけではありません。
私たちが神のみ言葉に従うことが、サタンを砕くことになるのです。
神に従うことで、私たちがサタンを踏み砕くのです。
各種の誘惑の中で、神の喜ばれることを選び続けることでサタンは砕かれ、敗北していくのです。

 
今日もウェブチャへようこそ!
 
サタンを恐れる必要がなければ、恐れる者など何もないようです。
イエス様の側に立っているものとして、イエス様の勝利を喜びます。神も私たちが勝利していくのを喜んでくださっています。聖霊はその力を与えてくださいます。自分の欲ではなく、神のみこころを選ぶこと、喜ばれることを一つ一つ重ねていくこと、これが勝利の道ですね!

今日も1日イエスにある勝利の道をお進みください! 祝福を祈ります!
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