ご質問等:被造物崇拝、天使礼拝、偶像礼拝?

ご質問コーナー
ご質問:「偶像崇拝が間違っているのはよくわかりますが、神が御造りになった太陽や自然といったものを敬うこと自体が悪いこととは思えません。聖書にいう禁止すべき偶像崇拝は、それ自体(たとえば太陽)を神をして崇めることであり、太陽を通して創造主を敬うという態度とは別ですよね?」
その通りです!
私たちは、神様の被造物である太陽や月や星を礼拝の対象とはしませんが、それらの被造物を通して作者である神をほめたたえます。その作品の中に、神の英知と力を知らされます。被造物を通して神の目に見えない本性である永遠の力と神性をはっきりと知らされます。これは、認める事柄であって、信じることではありません。事実を事実として認めることが大事です。

ただ、「敬う」というのは人格的ものですので、崇拝につながります。ですから、神の被造物を通して、作者である神に感謝し、神をほめたたえる生活が健全だと思います。神が人間の住処(すみか)として作られた地球は、完璧です!その仕組み、構造、調べれば調べるほど驚かされ、作者であり創造者である神をあがめるばかりです。科学者たちのたくさんの調査と成果にも感謝です!
 
神の、目に見えない本性、すなわち神の永遠の力と神性は、世界の創造された時からこのかた、被造物によって知られ、はっきりと認められるのであって、彼らに弁解の余地はないのです。ローマ1:20
偶像崇拝は、「天地万物の造り主、神以外を神として拝むこと」の全てです。
人も天使も崇拝する対象ではありません。どんな聖人も偉人も宗教家も天使長も、拝む対象ではありません。幽霊、亡霊、死んだ人の霊も、拝む対象ではありません。死んだはずの人が語りかけるなら、それは、故人ではなく、「死んだ人の霊になりすます悪霊」です。まして、お金も霊能力者も拝む対象ではありません。守護霊も悪霊のなりすましです。自分を崇拝することを許す天使は、全て悪魔側の堕天使です。

神に仕える本物の天使は、礼拝を拒否します。そればかりか「神を礼拝せよ!」と勧め命じます。堕天使やサタンは絶対拝んではいけません。彼らは、あなたの礼拝行為を神に取って代わって奪おうとしているのです。崇拝したら、初めはいい事が起こりさらに拝ませようとしますが、しばらくすると見返りを求められ、呪いをかけられ、死に追いやられることになります。最終的な代償はあなたの命であり、死後永遠の苦しみに道連れにされますから、絶対にやらないことです。やっているならきっぱりとやめましょう。やめられないのでしたならご相談ください!

私の知り合いにすごい力を身につけた人がいました。科学的にありえないことをして見せたりして、周りを驚かせていました。タネのある手品とは違った闇の世界の独特の雰囲気を感じさせられていました。しかし、突然の訃報にもっと驚かされたのです。残念なことにその方は、とっても若くして世を去りました。あなたが命という代償を求められることがないように祈ります!
 
さらに、長子(イエス・キリスト)をこの世界にお送りになるとき、こう言われました。 「神の天使はみな、彼(イエス・キリスト)を拝め。」 また天使については、神は、天使たちを風とし、仕える者たちを炎とされる。」と言われましたが、 御子(イエス・キリスト)については、こう言われます。 「神よ。あなたの御座は世々限りなく、 あなたの御国の杖こそ、まっすぐな杖です。 …」
ヘブル1:6〜8
 
天使は神に仕える者たちです。
イエス・キリストは神です。天使は、イエス・キリストを神として礼拝し、仕える存在なのです。イエス・キリストは、天使の一人ではありません。イエスは天使ミカエルだとする教えは間違いです。ミカエルは大天使のひとりであり、戦いの天使です。その名の意味は、ヘブル語でミカーエル מִיכָאֵל「神に似たもの、神のようなもの」であって、神ではありません。イエスに仕える天使の一人です。
 
そして、私(ヨハネ)は彼(天使)の足元に彼を礼拝しようとひれ伏した。すると、彼(天使)は私にこう言った。「そのように見るのをやめなさい。私は、あなたやイエスの証を守っているあなたの兄弟たちに仕える者です。神を礼拝しなさい。…」
啓示録19:10
 
私たちが拝む対象は、神のみです。イエスは礼拝を受けます。イエスは神だからです。
私たちを助けるために天使が遣わされる時は、私たちが緊急の助けを必要としている時です。しかし、天使は私たちが礼拝したり拝んだりする対象ではないのです。あまりにも神々しい姿に「神のように見てしまった」のです。ヨハネは頭ではわかってはいたけれども、天使の足元に思わずひれ伏してしまい、拝みたい衝動にかられたようです。しかし、霊的世界の序列は明白であって、乱されることはないのです。かつてルシファーが反逆した以外は。
 
あなたがたは、ことさらに自己卑下をしようとしたり、天使礼拝をしようとする者に、ほうびをだまし取られてはなりません。彼らは幻を見たことに安住して、肉の思いによっていたずらに誇りかしらに堅く結びつくことをしません。このかしらがもとになり、からだ全体は、関節と筋によって養われ、結び合わされて、神によって成長させられるのです。 コロサイ2:18〜19
たとえ、天使を見たり、天使が自分を助けてくれた経験をしたりして、人生を変えるようなことになったとしても、天使は神ではなく、拝む対象ではないのです。また、その経験をしたことで、その人が偉いと特別扱いされるのも、また、本人がその経験を誇るのも間違っているのです。

彼らは幻を見たことに安住して、肉の思いによっていたずらに誇り、 かしらに堅く結びつくことをしません。」聖書より、体験重視の危険性の罠がここにあります。大事なのはどんな体験をしても、かしらであるイエス・キリストに結びつくことです。また、イエス・キリストに結びつくことを勧めない天使は、サタン側だと判断してください。

たとえ天使が、「ここを掘れば新しい聖書を与える。というので、掘ってみると黄金の聖書が出てきた」としても、出てきた聖書がすでに完成している聖書と同じでないなら、偽物です。金の価値はあっても、それ以上の価値はありません。むしろ、それは呪いでしかありません。

元の聖書につけたしたり、削除した箇所のある書物を聖書と同列に扱うことはできません。それを土台に宗教体系を作り上げている団体は、神の呪いのもとにありますから、離れてください。
 
まことにこの書の預言のことばを聞くすべての者にあかしする。もし、誰でもこれらの事につけ加える者があれば、神はこの書に書いてある数々の災害を彼に加えられる。 また、この預言の書のことばから少しでも取り除く者があれば、神は、この書に書いてあるいのちの書と聖なる都から、その人の受ける分を取り除かれる。 啓示録22:18〜19
 
この「」、命の「」には同じギリシャ語 ビブロス βίβλοςが使われています。その言葉は、英語のバイブル Bible (聖書)の元になっています。聖書と同列に聖書以外の書物を権威あるものとして使うのは異端です。

また、聖書の改ざんが平気で行われている時代です。サタンも神の言葉が権威あるものであり、自分の存在を脅かすものであると知っているのです。ですから、巧妙に改竄してきています。そう言ったことに警戒しなければなりません。

私たちが求めるなら、聖書を原語で読める時代です。だれでも無料で手に入ります。
PocketSwordというアプリをお勧めします。世界の言葉で聖書が読めます。無料です。もちろんギリシャ語もヘブル語も。私は携帯にも、PCにも入れています。

1455年にグーテンベルグの印刷機によって初めて印刷された聖書は、たった180冊と言われています。一般向けに印刷されましたが、なんと、1冊数千万円で、とても買えそうにありませんね。その聖書が現在、4億2000万円で競売されました。聖書はすでに47億冊以上も印刷されています。ギネス記録ナンバー1です。年間5000万冊が発行され、2400以上の言語で読むことができるようになりました。

 
 
今日もウェブチャへようこそ!
 
現代の問題は、そんなに身近になった安く手に入るようになった聖書を読もうとしないことです。忙しいとか、時間がないとか、言い訳はいろいろでしょうが、それこそがサタンの策略ですよ。あなたが聖書を読み、神の力を体験するのを妨げているのです。とにかく聖書を毎日開きましょう。聖書を通して神様が語りかけてくださいます。この天地宇宙をこのことばを持って創造し、言葉を持ってエネルギーを満たされました。神の言葉はパワフルです。あなたの人生に力を与えてくださいますよ。

量ではなく、1節でも味わい噛みしめる方が心の糧になります。どか食いして消化不良では体の益にならないのと同じですね。聖書も「反芻する動物はきよい」としています。み言葉をよく味わい、噛み締め、味わうことは、心に留め思い巡らすことです。このみ言葉になんのことを言っているのだろうなど考え、理解し、信頼することは、大きな祝福となります。
「主によって語られたことは必ず実現すると信じきった人は、なんという幸いなことでしょう。

 
今日も主の豊かな祝福のうちにお過ごしください!
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