何による裁きなのか?どう理解したら良いのか?
こうして、最初の天使が角笛を吹いた。すると、血の混ぜられた雹と火になった。それが地上に投げ込まれた。そして地上の三分の一が焼け、木の三分の一も焼け、青草が全て焼けてしまった。啓示録8:72018年の8月の時点で、9カ国が1万4525基の核兵器を保有しているそうです。核兵器の数は冷戦時には7万基で、現在はピーク時に比べると減少しています。しかし、数の比較はあまり意味がありません。現在最強の核ミサイルB83は、広島に落とされたLittle Boyの約200倍の威力で、小型化した上、極めて強力になってきているからです。また、核軍縮の呼びかけに反して、相変わらず過去数十年で何千回もの核実験が行われ続けてきたのも不安要素です。
核弾頭によって大火炎風が時速400kmというとてつもない速さで、あたり一帯を焼き尽くします。炎の壁となり、炎の嵐が駆け抜け、全てを焼き尽くします。しかし、この被害の様子からすると、最初の天使の角笛の災害は、核兵器ではないように思います。なぜなら、地上の三分の一が焼けるというとてつもない被害でありながら、人への直接の被害はないからです。
人類への直接の被害はありませんが、植物の光合成による酸素の供給が失われます。従って、かなり酸素が薄くなるでしょう。まだ、海からの酸素の供給がある分、生きることは可能でしょうが、かなり呼吸がつらくなるでしょう。酸欠だけでなく、焼けた後の煙と臭いは半端ではありません。世界中が煙に包まれ、目が痛くなり、視界は悪くなり、息をするのも大変になることでしょう。
3分の1の青草ではなく、全ての青草と預言されています。緑だった草原も山々も黒く焼けただれてしまいます。
また、青草とは、雑草だけではなくハーブや野菜を含んでいます。ということは、地上の野菜がなくなってしまい、市場から自然栽培された野菜が消え、一般の食卓からは、野菜を見ることはなくなります。ひょっとしたら工場生産された遺伝子組み換えの野菜が、一部の金持ち層に高値で取引されることになるかもしれません。青草の中には、大麦や小麦や米など穀物も含まれているなら、さらに深刻になります。
「血の混ぜられた雹と火」とはいったい何を意味しているのでしょうか?相いれない3つのものが一緒になっています。雹は氷の塊です。火は焼き尽くすものです。ヨハネが見た「血の混ぜられた雹と火」とはなんだったのでしょうか?それらが地上に投げ込まれたのです。三つを1つにできるようなものはあるのでしょうか?
ひょっとしたら血が鮮血ではなく、ドロッとしたタール状のものを意味してるのかもしれません。「中身が雹の氷の塊であって、その周りにどす黒いタールが血のように覆われ燃えている火の塊」が、落ちてきたのでしょうか?それにしても、その出どころはどこでしょうか?(もし、わかる方がいましたら教えてください。)
かつてエジプトからイスラエルが脱出する時の災いの1つとして、雹が使われました。その時は「雷と雹と火」が災いをもたらしましたが、それは人も獣も、野の草も木も容赦しませんでした。
モーセが杖を天に向けて差し伸ばすと、主(ヤハウェ)は雷と雹を送り、火が地に向かって走った。主(ヤハウェ)はエジプトの国に雹を降らせた。 雹が降り、雹のただ中を火がひらめき渡った。建国以来エジプトの国中どこにもそのようなことのなかった、きわめて激しいものであった。雹はエジプト全土にわたって、人をはじめ獣に至るまで、野にいるすべてのものを打ち、また野の草をみな打った。野の木もことごとく打ち砕いた。 出エジプト記 9:23〜25しかし、この「最初のラッパの被害」では人と動物は含まれていません。どういうことでしょうか?何が使われたのでしょうか? どうやってこのように限定した被害を及ぼすことができるのでしょうか?答えは1つだけです。この災いがもたらされたのは、人間の兵器でも、人間のわざでもないということです。
それは、神がなさっているのです。この事実を人々は知らなければならないのです。「単なる天変地異や異常気象など、科学的になんとか説明のつくことや現象ではない、神の裁きだ。」と分からなければならないのです。
かつてエジプトのパロも神の奇跡を見ながらも、エジプトの知恵ある者と呪術師を呼び寄せ、彼らの秘術で同じことをやらせました。テレビで科学者やその道の専門家が集められ、コメンテーターがあれやこれやともっともらしい解説を試みますが、答えがないのです。当時の知恵ある者たちや呪術者たちが認めたように、やがて
「これは神の指です!」(出エジプト記 8:19 )と誰もが認めるようになさることでしょう。
このような惨事の中で、人々を始め、動物たちが死なないのは奇跡です。
単なる奇跡ではないのです。この災いが神によってなされていることを知って、人々が神に立ち返るチャンスを与えているのです。
もう一度振り返りましょう。
この艱難期の艱難の目的はなんでしょうか?ただ、単に人を苦しめるのが目的ではありません。それは、主に3つです。
患難期の患難の目的
1. 邪悪な事を思い行なっている者たちを裁き一掃するため
神を神とも思わず、邪悪な事を思い、行なっている者たちを裁き一掃するためです。見よ。主(ヤハウェ)の日が来る。残酷な日だ。憤りと燃える怒りをもって、地を荒れすたらせ、罪人たちをそこから根絶やしにする。天の星、天のオリオン座は光を放たず、太陽は日の出から暗く、月も光を放たない。 わたしは、その悪のために世を罰し、その罪のために悪者を罰する。不遜な者の誇りをやめさせ、横暴な者の高ぶりを低くする。
わたしは、人間を純金よりもまれにし、人をオフィルの金よりも少なくする。 それゆえ、わたしは天を震わせる。万軍の主(ヤハウェ)の憤りによって、その燃える怒りの日に、大地はその基から揺れ動く。 イザヤ 13:9〜13
2. イエス・キリストが救い主だと信頼する者たちを救うため
世界規模で、イエス・キリストが救い主だと信頼し、彼を選ぶ者たちを救うためです。 啓示録 7章でみてきたように、14万4千人のイスラエルの子孫による世界宣教がなされ、数え切れないほどの人々が救われるのです。今までにない最高の世界規模の魂の収穫がおこります。3. イスラエルの民がメシアを受け入れられるようにするため
イスラエルの民のかたくなな心を打ち砕き、イエスがメシア(救い主)だと受け入れられるようにするためです。すると私は、川の水の上にいる、あの亜麻布の衣を着た人が語るのを聞いた。彼は、その右手と左手を天に向けて上げ、永遠に生きる方をさして誓って言った。「それは、ひと時とふた時と半時である。聖なる民の勢力を打ち砕くことが終わったとき、これらすべてのことが成就する。」ダニエル12:7聖なる民イスラエルが打ち砕かれるのが「ひと時とふた時と半時」の後、艱難期の後半の3年半が過ぎたハルマゲドンの戦いにおいて、イスラエルは民族的、国家的に打ち砕かれ霊的に回心するのです。
…これらの栽培種のものは、もっとたやすく自分の台木につがれるはずです。兄弟たち。私はあなたがたに、ぜひこの奥義を知っていていただきたい。それは、あなたがたが自分で自分を賢いと思うことがないようにするためです。その奥義とは、イスラエル人の一部がかたくなになったのは異邦人の完成のなる時までであり、こうして、イスラエルはみな救われる、ということです。こう書かれているとおりです。「救う者がシオンから出て、ヤコブから不敬虔を取り払う。 これこそ、彼らに与えたわたしの契約である。それは、わたしが彼らの罪を取り除く時である。」 ローマ11:24〜27このあと、第2の御使が角笛を吹こうと構えています。
今日もウェブチャへようこそ!
聖書の預言は今まで100%実現してきています。100%です。したがって、未来に関しての預言も100%信頼できるものです。私自身科学的な説明ができない事や常識の枠を超えられないことなどは、聖書に書かれていても「まさかね〜!?」と思っていた者です。しかし、すでに過去において実現した聖書預言を調べていただければ、十分納得できます。私は今、聖書を文字通り受け入れられるようになってきています。
あなたの救いのために、未来に起こることが前もって伝えられています。艱難期に突入してからも救われるチャンスがありますが、あなたの想像をはるかに裏切られる苦しみを体験しなければなりません。ぜひとも、きょうでも「イエス・キリストが私の救い主です。」と心から神に向かって祈って下さい。神はあなたの心からの祈りを受けとめてくださいます。あなたが救いを体験し、あなたの大事な人たちに伝えて下さいますように祈ります。
今日も未来に備えつつ、良い1日をお過ごしください!
宗教嫌いの私が、生まれて初めて聖書を開いて読んだのは、高一の春。今だに宗教とか、キリスト教は好きではありませんが、今ではすっかり、聖書の魅力にはまって、奥深いみことばの味わいとその力と不思議に、心温められております。
ただ真理や事実を知りたいと、化石、古生物学、天文学、考古学、歴史、預言、精神や心の世界、霊的世界、死後の世界…などと探求しつつ、いつの間にか50年以上経ちました。
専攻は地質学ですが、テキサスのパルクシー川底の同じ岩盤の上に続く、恐竜と人の足跡化石、その岩盤に立った時はかなりの衝撃でした!初代の創造科学研究会の理事の一人として、ここニュージーランドに移住するまで、日本各地で講演させてただき、また、 Masaluk(メイサルーク)のペンネームでマンガ・ジェネシスの1と2のシナリオを書かせていただきました。
1994年からオークランド日本人教会の牧会の一端を担い、2018年5月から、必要に迫られさらに多くの人に良い知らせが届くようにと、イエス・キリストを中心とするHomeチャーチ「Japanese Bible Ecclesia (J-BE)」 https://ajbe.net/ を新たに始め、現在に至ります。
このウェブチャが、現在直接お会いできない皆さんにとっても、祝福の助けになりますように!(笠原 勝)
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