月は偶然ではない、意図的(2)

起源・創世記
前回の続きとなりますので合わせてどうぞ。
月は偶然ではない、意図的(1)
月はどのようにできたのでしょうか?惑星の衝突による地球の一部ですか? ビッグバン理論によると「月が地球に衝突した」という説で、 正しくは「地球よりは小型の惑星が地球に衝突して、月が形成された」というのが定説です。火星ぐらいの...

神が月を造られた目的とは?

第三の目的は「天のしるしのため」「預言的しるしのため」

「天のしるしのため」天体の壮大なイベントのために、ちょうど良い大きさと距離と軌道がセットされ、調整されています。どのようにでしょうか?

天のしるし」から見てみましょう。

絶妙な大きさと距離

月は地球の約4分の1の大きさですが、太陽は地球のなんと約109倍ほどの大きさがあるのです。そして、太陽は月よりも直径にして約400倍大きいです。ところが、地球からの見かけの大きさは、太陽と月はほとんど同じになっています。それは、地球からの太陽までの距離を、月まで距離の約400倍遠くにあるからです。

金環日食というのは、月のみかけの大きさが太陽のみかけの大きさより少しだけ小さい時に起きるため、月が太陽を全部隠すことができず、太陽が輪のように月からはみ出て見える現象です。一方、皆既日食は月のみかけの大きさが太陽のみかけの大きさより少し大きい時に見られる現象で太陽の回りに明るく輝くコロナを見ることができます。

月のみかけの大きさがどのように変わるのか、ご存知ですか?
それは、月が地球の周りを回る軌道が完全な円ではないからです。少しひしゃげた楕円の形をしているので、位置によって月の見かけ上の大きさが変化します。近い時が一番大きく、遠ければ小さく見えます。

さらに公転軌道も重要です。月の見かけの大きさ微妙な変化があって、見かけ上太陽と同じ大きさでも、地球の公転軌道面と月の公転軌道面が大幅にずれていたなら、皆既日食も、金環日食も起こりません。また、月が地球の周りをまわる軌道が円ではなく、ひしゃげた楕円軌道をしていることとで、太陽方向にある見かけの月の大きさが微妙に変化しておこります。

さらに地球が月の楕円軌道の中心よりわずかに中側にずれたところに位置していることが肝心です。もし、地球が楕円軌道の中心の片方にあると、月が楕円軌道の一番遠い位置に来る時に、月が小さくなりすぎて、皆既日食も、金環日食も起こりません。太陽が大幅にはみ出て、太陽の前を通過する月をみるだけになります。中心よりわずかにずれていることで、月が一番遠い楕円軌道を動く時に、月が小さくなりすぎないようになっているのです。

日食は、太陽−月−地球と一直線にならぶ月が新月のときにおこります。月の位置は地球から距離は平均38万4400kmもあります。その時の月の本影は地球上にやっととどくかどうかという、すっごく離れた距離のところにあるのです。その上地球が太陽をまわる軌道も、月が地球をまわる軌道もわずかにだ円形をしていますので、さらに本影は地上にとどいたりとどかなかったりするのです。皆既日食は月の本影の中で、金環日食は月の本影を延長した影の中に地球がちょうど入る時、月の影ができるその地域でのみ観測されるということになります。

これらの「天のしるし」を観察する時に造り主の設計に驚かされないですか!?これらを絶妙な調整をした上で、地球、太陽、月を造られた方がいるのです。まだ、偶然と考えますか?そんな仕組みになっていたのかと、今始めて知った方もいるのではないですか?天文学者が観察し、洞察してくださらなければわからなかったことですが、そのようにセットされた方が存在しなければ、起こりえない事なのです。

月食は、太陽−地球−月と一直線にならぶ位置で、満月のときにおこります。地球の本影の太さは、月の距離でほぼ月の直径の3倍にもなりますから、月全体が本影に入る皆既月食か、本影の一部が月にかかる部分月食しかありません。新月や満月のとき日食や月食が必ずおこるわけではありませんよ。月の軌道面と地球の公転軌道面は5度ほど傾いているので、通常は影が北か南にずれていて、かくすことがないのです。

これらの天のすごいイベントを見るのは感動です。太陽と月と地球の大きさ、距離、地球と月のそれぞれの公転軌道面、その傾き、地球が月の公転軌道の楕円の中心からずれること、楕円軌道のどの位置にあるか、太陽と月と地球の位置の何かが欠けても、このイベントを見ることはできないのです。絶妙に調節された天体を通して、神の英知を知ることができる「天のしるし」なのです。
天は神の栄光を語り告げ、大空は御手のわざを告げ知らせる。昼は昼へ、話を伝え、夜は夜へ、知識を示す。 話もなく、ことばもなく、その声も聞かれない。しかし、その呼び声は全地に響き渡り、そのことばは、地の果てまで届いた。 詩篇19:1〜4
「天のしるし」を通して、神の栄光と英知を見てください。神の手のわざを見てください。創り主の話と言葉と声を聞くことができますように

第四の目的は「神の未来の予言に関わるしるし」のため

決して占星術のために月や十二宮や星が造られたわけではありません。
近未来に起こる出来事の「預言的しるし」を月を通して人類に知らせるためなのです。その「預言的しるし」は、星に関しても、太陽と月と星の組み合わせに関しても、起こるようになっています。

今回、月に関しすることを取り上げるならば、近未来の7年の艱難期に入った後の「艱難の災いを知らせるしるし」となると啓示録に書かれています。まもなく、イエス・キリストの空中再臨と私たちキリストに属する者たちの携挙の後、7年の艱難期に突入します。

そして、第一の封印が解かれ、一時的なニセの世界的平和が訪れます。それは、七年間のイスラエルへの和平条約で始まります。しかし、その平和は長くは続かないでしょう。第二の封印が解かれ意図的に戦争が仕掛けられ、「世界的独裁者」が支配しやすいように、邪魔な勢力は次々に潰されていきます。流血内乱内戦戦争、人口削減は進みます。

第三の封印が解かれ、食料戦争と経済戦争、穀物のコントロールと飢饉がすすみます。第四の封印が解かれ、戦争と飢饉と意図的に造られ、ばらまかれた死病により人類の4分の1が死ぬことになります。第五の封印が解かれ、これらの災いがもたらされた原因探しが始まります。最終的に、「イエス・キリストが救い主だと艱難期の中で信頼し、救われた者たち」が責任を被せられスケープゴート(身代わりの生贄)として殺されていきます。

そして、ついに第六の封印が解かれた時に、天に起こるしるしです。聖書を読んでいる人は第六の封印が解かれた結果、何が起こるかを知っています。しかし、第六の封印が解かれたこと自体は、地上ではわかりません。火山性の巨大地震で始まります。世界中の火山が噴火し噴煙は大気圏を覆い、太陽が光を失い、月がブラッドムーンとなることで、第六の封印が解かれたことを知るのです。

それにつづき天の星がイチジクが振り落とされるように落下してきます。天からは無数の隕石の落下であり、地では火山噴火と巨大地震と津波により全ての山々や島々が移動する、人類が今まで経験したことのないとてつもない地殻変動が起こるのです。当然、ビルや建物は倒壊していきます。誰もが岩間や洞穴を探して隠れようとします。核シェルターに飛び込む人たちもいることでしょう。

艱難期の前の今の時に、「ブラッドムーンが起こるとか、来たとか、世の終わりだ」と騒いでいる人は、聖書の啓示録を正しく読むようにお勧めします。聖書が警告するブラッドムーンはこれからです。艱難期の中で、起こります。

「次に起こる神の未来の予言に関わるしるし」は、
さらに太陽月星が光を3分の1失われることが起こって、つまり地球上に届く光が三分の二に激減することで、第四のラッパが吹き鳴らされたことに気がつくことでしょう。(啓示8:12)
一体何が起こるのでしょうか?それに続くさらに恐ろしい3つの災いの幕開けになります。
後で啓示録のところで、このことにも触れてお伝えしたいと思います。

月の存在の第六の目的は、「季節のため」でもあります。
次回また、お伝えしたいと思います。

 
今日もウェブチャへようこそ!
いかかでしたか?「天のしるし」と「預言的しるし」のための月の存在は、意図的です。目的にあっているということは、目的にそって造られているからですし、目的を持って造られた方がいるからです。あなたも偶然ではありません。天体の驚くべきイベントを見ると同時に、「人は何者なので神が心に留めていてくださるのでしょうか?」と造り主ご自身との関係を知っていただけたら、うれしいですね。

今日も良い1日をお過ごしください!
プッシュ通知を

コメント

タイトルとURLをコピーしました