闇の宇宙、地球以前、こころ 創世記1:1〜2

起源・創世記
はじめに神が天と地を創造された。創世記1章1節
この節は、聖書の最初のことばでありながら、
結構誤解されて読まれているように思いますが、どうでしょうか?

とは、宇宙だけではなく、ヘブル語はシャマイムで複数形で書かれているように、
霊的な世界である天界を含んでいます。宇宙空間も、天界も、神によって造られました。

神は天界も必要とされていません。その前、「はじめ」の前から、神は存在されています。

天界は、天使たちのための空間です。
宇宙空間は、天体のための空間です。
大空、大気圏は、人間や生物のための空間です。

そして、神は時間を超越された方です。
時間の始まる前に、後に示される父なる神と子なる神イエス・キリストと
聖霊なる神のみが存在され、素晴らしい交わりの中におられました。
「はじめに」と、この時点で神は時をスタートされたのです。

ここでの「地」とは、地球ではありません。地球の形成はまだです。
ヘブル語でエレツ「物質のおおもと」が造られたと言っています。
そのエレツが集められて、凝集される様子が、2節です。
その時点ではまだ、地球としての球形を成していません。
形のない状態です。
もちろん何もない状態です。

まだ形をなさない状態のエレツに神の霊である聖霊が、エネルギーを与えた結果、
重力や電磁力や核や力強い力と弱い力が生まれて、物質の凝集がはじまったのです。

それまでは、暗黒の世界です。
神が「光よ、あれ。」とエネルギーを与えるまで、暗黒の世界なのです。

つまり、宇宙の初期は暗黒でした。
暗黒に「なった」のではなく、「暗黒の段階」で、神の創造における完璧な状態でした。
宇宙は光ある世界から始まったのではなく、
暗黒から、始まったのです。

俗に言う間隙説ギャップセオリーのように、
1節と2節の間に裁きがあったのでも、サタンの堕落があったのでもありません。
1節から31節まで、連続している文章です。
1節以外の全てに、WOWOWのヘブル語六番目の文字であるワウ、
(現代ヘブライ語では、ヴァブ)という接続詞、
英語で言うなら、andという接続詞が使われています。

人間は可視的な、見える世界から、観測を始めてきました。
しかし、現在、宇宙の構成は、
目には見えないダークマターとダークエネルギーの比率の方が多いと
言われるようになってきています。

見えるものを実証するのは、比較的優しいでしょうが、
見えないものの存在を、検証していくことは、かなり難しいことです。

「闇は悪」だという、倫理的、象徴的な使われ方をすることがありますが、
この時点では悪としての闇ではなく、「光」としてのエネルギーが与える前であり、
これは創造の過程の段階として完璧です。

まだ、「闇の勢力」も存在していません。
堕天使もサタンの堕落もこの時点ではありません。
創造の6日間のどの時点でも、サタンの堕落はありませんでした。

かった」と神が評価された完璧な段階です。

この時点の闇は悪ではなく、「やみ」を神は先に、創造されたのです。
わたしは光を創り出し、やみを創造する。・・・
わたしは主、これらすべてを造る者。
」 イザヤ書45:7

また、光の中に住まわれる神ですが
「やみ」の中にも、住まわれるのです。
主はやみを隠れ家とし、周りに置かれた。」詩篇18:11

もし、この段階に立ち会うことができたなら、
なにが見えたでしょうか。
はじめに神が天と地を創造した。
その時点では実は、何も見えないのです。
真っ暗な闇の中です。

聖霊なる神が、現在の地球の質量にエレツを集め、それにエネルギーを与え、
水とそれに溶解した成分と、懸濁した成分ができる頃
あなたは稲妻やプラズマのような光を見、大音響の爆発音を聞くことでしょう。

今日もウエブチャへようこそ!
神様は、私たちのこころの闇をご存知ですよ。
そのやみの中にも住まわれて、私たちを内側より作り変えてくださるのです。
ですから、飾ることなく、ありのままで、
この全宇宙を創られた神様と、神様との会話を始めてください。
あなたからの祈りを待っていてくださる神様です。
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