そして、第四の天使が角笛を吹いた。すると、太陽の三分の一が打たれ、月の三分の一も、星の三分の一も暗くなり、そのため昼の三分の一は光を失い、また夜の三分の一も同じように暗くなった。第三の天使の角笛がもたらした災害は、三分の一の河川や水源の汚染でした。その要因になったものは、天から落ちてくる巨大な星でした。
また私は見た。ひとりの天使が中天を飛び「ああ、わざわいだ!わざわいだ!わざわいだ!」と大声で言うのを聞いた。地に住む人々に向かって、残りの三人の天使たちが吹こうとしている角笛の音が鳴り響こうとしているからだ。啓示録8:12〜13
前回色々と予想してみましたが、今回の災いと関連してくるなら地球への衝突によって地球の地表がめくりあげられ、地殻は砕けてその破片と粉塵は大気圏に撒き散らされ、ことによったら宇宙空間に達するようなことが起こったのでしょう。
すでに第一の天使の角笛の災害から、地上の三分の一が火災となっています。煙と臭いによって息がしづらい煙った空気の中で生活をしています。第三の天使の角笛で、たいまつの火のように燃えた巨大な星が落ちてくるのを見ることでしょう。そしてそれは地球に衝突したのです。その衝撃が刺激となっての各地の火山噴火が引き起こされることも十分に考えられます。
あるいは連鎖的に引き起こされる原発の爆発などで、エアゾル(細かい塵)や大気圏に拡散した破片や粉塵は、成層圏を何周もしながら、地球を覆い尽くします。それにより、地球規模で太陽の光が遮断され、日照量は急激に落ち、気温が低下し、寒さに震えることになるでしょう。
一つの参考例をみてみましょう。
1816年 インドネシアのタンボラ山の大噴火
1816年にインドネシアのタンボラ山が大噴火し、ヨーロッパ、北米そして中国北部で、多くの飢餓による死者を出しました。夏がない年となりました。冷夏だけでも、不作になります。もし、日照時間が三分の一に激減するとどうなるのでしょうか。地球の平均気温はマイナスになるかもしれません。植物は育たず、食物がなくなり寒さに凍え、青空が見えない灰色の空の下で餓死しする者たちが出てくることでしょう。不安におびえ日照時間が失われた中に多くの人たちがうつ病になることでしょう。ジェット機は飛べなくなります。ジェットエンジンが粉塵を吸い込んでしまい、エンジントラブルが起こるからです。当然ソーラーパネルは役に立たなくなり、ソーラー発電は電力を作り出すことができません。電力供給は強制的に制限され、夜の人工的な光も失われ、仕事どこではなくなります。核シェルターや自家発電を用意していたところ以外は、夜は闇となることでしょう。
植物が光合成をすることができません。地球上の酸素供給量は急激に落ちます。酸素不足は第一の天使が角笛を吹いた時から、地表の三分の一の森林が焼け、青草が焼けてしまったことから始まりました。第二の天使が角笛を吹いた時以来、海の三分の一が血となり、海のプランクトンが死滅し、さらに酸素供給が失われました。そして、太陽光が三分の一失われたことで、致命的な酸素不足が生じることになるでしょう。酸素ボンベや酸素を作り出すシステムが稼働しているとところ以外では、薄い空気にあえぐことになるでしょう。
追い討ちをかけるように大気圏に吹き上げられた粉塵やエーロゾル(エアロゾル;気体中に固体や液体の細滴が分散したもの)は、対流圏の水蒸気を集める雨核(雨粒の中心の核)となって、黒い雨が降り出すことでしょう。高緯度地域では、雪となり同時に温度は急激に下がっていくので、雪は溶けず氷河がどんどん発達することになるでしょう。大気圏を漂う粉塵はそのまま太陽光を遮断し続けます。この日照量不足は二年ぐらい続くことでしょう。
一時的な雨と雪の後、地球規模の干ばつがもたらされます。砂漠と荒地は拡大し、農業は大打撃を受け、生産できるものがなくなります。牧畜も家畜の餌が底をつき痩せこけ餓死していきます。人間も寒さに震えながら、昼間はどんよりした灰色の空の下に、夜は電気も付かず、月明かりも暗くなり、星も三分の一は見えない状態になるのです。
「太陽からの光の放射が 0.1%減ると数十兆ワット規模のエネルギーが地球から失われる」
そうです。地球の内部からは常に約 44兆ワットものも莫大な熱が宇宙に向けて常に放射されているそうです。しかし、その熱量以上に失われることを意味しています。成層圏に吹き上げられたエーロゾルは1〜2年漂うことになるため、地球に氷河期が来たような寒冷化がその間続くことになるでしょう。
これら4つの災害の結果は、地球上で生き残ることがどれほど厳しく過酷であるかを知らされます。
その様子を想像し描いているだけでも、とても苦しくなりました。しかし、これらの四つの災よりもさらに恐ろしい、別の三つの災いが来ようとしているのです。聞くにもおぞましく激しい災いとなります。
中天を飛び警告するひとりの天使
「鷲」ではありません、「天使 (アッゲロスἄγγελος)」です。「ああ、わざわいだ。わざわいだ。わざわいだ。」と大声で叫ぶ天使の声を人々は聞きます。「災いだ!」(オウアイοὐαί )は、深い悲しみ、悲痛、悲哀を込めた嘆きです。全人類がこの警告を聞けるように空を天使が飛びながら、大声で繰り返し警告します。これらの災いの中で神の元へ来ようとしない人々を思い、また、これから何がもたらされるかを災いの中に突入してしまう人々への悲しみが込められています。神は人々が誰一人、これから起こる災いの中に入らないようにと願っています。
これからもたらされる災いは、ノアの大洪水以上です。ソドムとゴモラへの裁き以上です。エジプトへ下された十の災害以上に、そして、先の七つの封印や四つの角笛の災いよりも恐ろしい災いとなるからです。
今日もウェブチャへようこそ!
ありがたいことにまだ、7年の艱難期はまだ始まっていません。しかし、キリストに属する者たちがこの地上から姿を消し、天に一時的に移された後、艱難期は始まります。7つの封印は解かれ、7つのラッパが鳴り響くことになります。
今の時はチャンスです。ヨハネは未来を見せれてそれを言葉にして啓示録に残しましたが、今私たちはそれらがどのようにして起こるかを簡単に予測できる時代に生きているのです。なぜなら、艱難期の始まりが近いからです。
主は、ある人たちがおそいと思っているように、その約束のことを遅らせておられるのではありません。かえって、あなたがたに対して忍耐深くあられるのであって、ひとりでも滅びることを望まず、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです。IIペテロ3:9神に背を向けた人生を180度向きを変えて、神と共に生きる人生をぜひとも始めてください。
充実した良い1日となりますように!
宗教嫌いの私が、生まれて初めて聖書を開いて読んだのは、高一の春。今だに宗教とか、キリスト教は好きではありませんが、今ではすっかり、聖書の魅力にはまって、奥深いみことばの味わいとその力と不思議に、心温められております。
ただ真理や事実を知りたいと、化石、古生物学、天文学、考古学、歴史、預言、精神や心の世界、霊的世界、死後の世界…などと探求しつつ、いつの間にか50年以上経ちました。
専攻は地質学ですが、テキサスのパルクシー川底の同じ岩盤の上に続く、恐竜と人の足跡化石、その岩盤に立った時はかなりの衝撃でした!初代の創造科学研究会の理事の一人として、ここニュージーランドに移住するまで、日本各地で講演させてただき、また、 Masaluk(メイサルーク)のペンネームでマンガ・ジェネシスの1と2のシナリオを書かせていただきました。
1994年からオークランド日本人教会の牧会の一端を担い、2018年5月から、必要に迫られさらに多くの人に良い知らせが届くようにと、イエス・キリストを中心とするHomeチャーチ「Japanese Bible Ecclesia (J-BE)」 https://ajbe.net/ を新たに始め、現在に至ります。
このウェブチャが、現在直接お会いできない皆さんにとっても、祝福の助けになりますように!(笠原 勝)
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